褥瘡対策診療計画書
危険要因レベル分け
点数の出し方をもう一度確認したい方は
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簡単でしかも日本人のデータに基づいている評価法(OHスケール)を紹介します。 自立能力・病的骨突出・むくみ・関節の硬さの4つの程度の総合評価になります。
OHスケールの採点例
【説明】 ①~④の点数を足していき、その合計点数でレベルを判断します。 |
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OHスコア危険要因保有の程度のレベル分け
合計点数 | 危険要因ランク | ||
0点 | 偶発性褥瘡 | 危険要因無し | |
1~3点 | 起因性褥瘡 | 軽度レベル | |
4~6点 | 中等度レベル | ||
7~10点 | 高度レベル |
注)危険要因をどれだけ持っているかを測るものなので、褥瘡が出来ていても、できていなくても同様に評価します。
点数が高い人ほど褥瘡になりやすい人です。
ランクに基づいたマットレス配分
ランクにあったマットレスを選んでください。
患者ランク付 | 適応マットレス |
軽度保有者(1~3点) | フィール、アイリス、他 |
中等度保有者(4~6点) | サーモコントア、プライム、アルファプラ、他 |
高度保有者(7~10点) | ビックセル、アドバン、他 |
(厚生連加茂病院における実例)
判定結果を褥瘡予防対策診療計画書
(自立度+危険要因半定評)に書き込み、
次はその点数を採点して危険要因を判断していきます。
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