褥瘡なし、自立度B 自立度別褥瘡有無別看護計画 年 月 日    氏名: 
全身状態の観察
・バイタルサインのチェック ・症状観察

・検査データーのチェック ・新しく褥瘡が発生していないか確認する

・意識レベル・運動・知覚障害の程度の確認をする
体圧分散 ・基本的に2時間ごとに行う(生活リズムにあわせて計画する)
・体位変換のあと体圧の「ズレの力」の排除を行う
・クッション・枕を使用する(円座は使用しない)
・交換時、カテーテル・チューブ等が肌に食い込んでいないか確認する
・基本的に2人で体位変換を行う
・1人の場合は、背部・腰部・足部と分けて体の下に手を入れ、手前に寄せてから体位を整える
・シーツ・寝衣のしわを伸ばす
・ギャッジアップは基本的に30度までとする
・側臥位は30度までとする
・膝と膝など皮膚が接触しないように体位を保持する
・良肢位を保つ
・適切なポジショニングを行う
車いすへの移動 ・移動時ベッド・車椅子などで皮膚を傷つけないよう周囲を整える
・ベッド・車いすが固定されているか確認する
・頭側挙上は基本的に30度までとする
・坐位の姿勢保持が保てない場合はクッション等を利用する
・自力で上半身を動かせる場合は、15分ごとに上半身を浮かせる
・自力で上半身を動かせない場合は、坐位時間を1時間以内とする
・車いす用体圧分散クッションを利用する
スキンケア ・全身の皮膚を1回/日観察する
・マッサージなど皮膚表面に刺激を加えることは避ける
・清拭を行う(入浴・足浴・シャワーを積極的に行う)
・皮膚湿潤を認めたら、寝衣をこまめに交換する(必要に応じ清拭する)
・骨突起部にはポリウレタンフィルム材を貼付し、皮膚保護する
・排便のコントロールを行う
栄養状態の改善
・食事の摂取状況の確認をする

自力で食事摂取ができるか 必要な食事量が摂取できるか

食器・食材に工夫が必要か 経口摂取ができるか

嚥下状態の確認
・必要に応じ、経管栄養・高カロリー輸液が必要かどうか医師と相談する
・血液データーのチェックする(総蛋白 アルブミン 総コレストロール リンパ球数)
・医師・栄養士と相談する
リハビリテーション ・運動可動域・関節拘縮の有無の確認をする
・温浴療法(入浴・足浴・シャワーなど)を積極的に行う
・リハビリの必要性が感じられる場合は医師により、リハビリを依頼する
追加計画(必須)